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引退の競走馬 年間で数千頭と殺か

【シドニー18日AAP】  競馬業界団体レーシング・オーストラリアのオファレルCEOは、国営放送ABCの番組で、国内の健康な競走馬が毎年、数百から数千頭近くと殺されていると報じたことについて、“驚愕している”と述べたことが分かった。

 

オファレルCEOは、ABC放送の番組について“決して受け入れられない”とする一方、レーシング・オーストラリアのデータでは、年間にと殺される馬は34頭と報告されていることについて、“ある程度の自信がある”とコメントした。ただ、これは年間に引退する馬の数の1%未満にしかならず、ABCは実際の数はもっと多いとしている。

 

競走馬保護連合のセロット広報担当は「競馬業界は、と殺されるのは引退した馬のわずか0.5%以下だとする報告書を隠れみのにしていた」と批判。実際の数は、年間当たり1万頭以上との見方を示している。一方、英国動物虐待防止協会(RSPCA)は実際は4,000頭としている。

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