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老齢年金 高級住宅所有者にも支払い

【シドニー4日AAP】   ジ・オーストラリアン紙が伝えるところによると、大都市で100万ドルクラスの住宅に住む裕福な高齢者が、老齢年金制度の大きな足かせになっている。

裕福な高齢者25万5,000人以上に支払われた年金は、63憶ドルを上回ると伝えられる。多くがシドニーとメルボルンの高級住宅地に家を持ち、一般の納税者が、年金受給者の高額な相続物件を保護していることになる。

老齢年金とスーパーアニュエーション(厚生年金)の見直しが始まるなか、これらの年金を回収すれば経済を後押しするとの意見があがっている。高齢者団体COTAのイアン・イェイツ責任者は、「200万ドル以上の価値の家に住む人に、年金を支払う必要が本当にあるのか」と訴えた。

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