【キャンベラ21日AAP】　　オーストラリア国内で6歳～13歳の子どもの約半数が、携帯電話を所有しているか、もしくは使用できることがロイモーガンによる最新の調査で明らかになった。携帯電話を所有しているのは全体の32％、使用できるのは全体の16％だった。

男女別でみると、女子の半数が携帯電話を持っている、または使用できるのに対し、男子は46％と女子をやや下回った。オーストラリア・コミュニケーションズ・メディア・オーソリティのオローリン会長は「携帯電話の普及によって互いのつながりが強くなっており、子どもの社会も同様である」と述べた。

州別では、NSW州とACT準州の子どもたちの所有率が高く、QLD州が最も低かった。年齢別では12歳～13歳の所有率が80％となっており、年齢が上がるほど所有率および使用率が高いことが分かった。また、2013年は携帯電話の使用率が41％だったのに対し、2018年には48％まで上昇した。携帯電話を使用する最大の理由はゲームで、次いで写真撮影、アプリ使用、家族との通話となっている。