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12月10日から給水制限厳しく NSW

【シドニー21日AAP】  NSW州のベレジクリアン首相とペイビー水道相は21日、シドニー地区、ブルーマウンテンズ地区、イラワラ地区について、12月10日からレベル2の給水制限を実施すると発表した。同州では、グレーターシドニーのダムの貯水量が46%まで低下している。

 

ベレジクリアン州首相は「月ごとの貯水量の減少速度が、以前よりも速くなっている」と述べ、通常であればグレーターシドニーのダム貯水量が40%以下となった場合に実施する給水制限を、前倒しして実施すると説明した。

 

制限により、庭などの水やりにホースを使用することが禁止され、代わりにバケツやじょうろなどを使用することとなる。また、洗車もホースの使用は出来ず、バケツに水を汲むか洗車場で行う必要がある。またプールへの給水はトリガーノズルを使用し、一日当たり15分まで可能。一般家庭における違反には220ドル、企業などには550ドルの罰金が科せられる。

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