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一家5人殺害裁判 陪審員が再度解任

【シドニー23日AAP】   2009年に発生した、ニュースエージェンシーの店主一家5人が殺害された事件の裁判に関して、NSW州最高裁は、裁判長の体調不良を理由に陪審員を急遽解任することを発表した。この裁判で陪審員が解任されるのはこれで2度目。

2009年7月、シドニー北西部ノース・エッピングで発生したミン・リンさんら子ども2人を含む合計5人が殺害された事件では、リンさんの義弟であるロバート・シェ被告が逮捕された。同被告は無罪を主張している。

NSW州最高裁は23日、同件を担当していたピーター・ジョンソン裁判長の体調が悪く、裁判を続行できないとした上で、陪審員に対して解任となったことを告げた。

同件の陪審員が解任されたのはこれが2度目。1度目は、裁判の行方を左右する重要な証拠が上がったとして陪審員が解任された。新たな裁判は来年始まる予定。

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