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タイ代理母騒動の男児、豪市民権を申請

【パース21日AAP】   WA州の夫妻が8月、代理母によって生まれた双子のうちダウン症を患うガミー君をタイに残し、健康な女児ピパちゃんをオーストラリアに連れて帰ったとして論議を呼んだが、ガミー君がオーストラリア市民となる可能性がある。

慈善団体「Hands Across The Water」の設立者、ピーター・ベインズ氏は21日、ガミー君のオーストラリア市民権申請がバンコクのオーストラリア大使館に提出されたと話した。市民権が得られても、ガミー君にオーストラリアの福利厚生を受ける権利が与えられるかどうかは不明。現在ガミー君とタイの家族は、地域社会の募金による新しい家に住んでいる。

タイ政府は今週、商業代理母出産を禁止する新しい法を承認したと伝えられている。

双子の父親であるファーネルさんは児童わいせつ罪で刑に服した過去を持つが、WA州児童保護局による調査後、ピパちゃんの親権を保持している。同州のモートン児童保護相は、ピパちゃんの安全のために引き続きサポートと厳密な評価を行っていくと話した。

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