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ホワイトリボン・デー DV防止呼びかけ 

【シドニー25日AAP】   25日は「ホワイト・リボン・デー」。全国的にドメスティック・バイオレンス(DV)防止を呼びかけるために設けられたこの日、シドニーでも警察などが参加してイベントが行われた。

シドニー東部では、白いシャツを着た参加者らが早朝集合し、ランドウィックからクージー・ビーチまでの区間を歩きながらDV防止を訴えた。また、シドニー南部ガイミア・ベイ小学校では、生徒達が学校の正面の壁に3メートルの大きさの白いリボンを掲げた。

ランドウィックのイベントに参加したNSW州警察のシピオーネ警察本部長は、「15歳以上のオーストラリア女性の3人に1人が身体的・性的暴力を経験したことがあるとしている。DVに関する通報は昨年1年間で12万件、毎日330件という計算になる。コミュニティが団結してDV反対を訴え、問題を表面化できるようにしなければならない」と述べた。

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