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地方航空スカイトランスが閉鎖 QLD

【ブリスベン3日AAP】   ケアンズを本社とする地方航空会社のスカイトランスが閉鎖し、社員全員が解雇となった。

1月1日に設立25周年を迎えた同社は、閉鎖は強制ではなく、手元資金を社員や仕入先、旅客への返金に最大限活用する責任ある決断だとした。

昨年10月に政府との契約を失って以来、同社は2015年の業務スリム化に働きかけてきたが、オーストラリアドルが予想以上に下落し、計画は長期的に実行不可能と判断した。同社のシモン・ワイルドCEOは、「価格競争に参入せず、スタッフを保護する必要がある」と話し、総額400万ドルを超えるスーパーアニュエーション(老齢退職年金)と給付金が社員188人に支払われた。

ワイルド氏は、営業停止の急な発表について乗客に対し謝罪し、事業に関する法的・財政的アドバイスを求めると話した。

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