政治

コアラ政策を非難 QLD地方団体

【ブリスベン7日AAP】  QLD州地方公共団体(LGAQ)は7日、QLD州政府が新たに制定した野生動物の保護規制について、危機にさらされているコアラが住む何千ヘクタールもの生息地が除外されているとして、規制は不十分と非難したことが分かった。

 

LGAQの会長とサンシャインコースト市のジェイミーソン市長は、立て続けに発生している山火事でコアラの数が危機的な状況だとした上で、「コアラの生息地を保護せず、野放しにしている場合ではない」と述べ、現状の保護政策では不十分だと訴えた。

 

これに対しQLD州のイーノック環境相は、州政府が主導するQLD州南東部コアラ保護政策によって、57万ヘクタール以上がコアラ優先区域に指定され、保護活動がより活発化していると反論した。57ヘクタールは首都特別地域(ACT)の約2倍の大きさ。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら