生活

8000戸が未だ停電 30年ぶりの豪雨で シドニー

【シドニー15日AAP】   先週シドニーとセントラル・コースト地域で発生した記録的豪雨の影響で、8000戸の家やビジネスが未だ停電で復旧を待つ状態であることがわかった。

 

電力公社のオースグリッドによると、州緊急サービス(SES)と州間の電力会社の支援により、先週日曜日から、最大1000人の請負業者が毎日復旧作業を行なっており、すでに13万2000戸が復旧している。

 

オースグリッド社は、影響を受けたオースグリッドの顧客の約94パーセントがすでに復旧サービスを受けており、16日までに全ての復旧作業を完了させることを目標にしていると述べた。

 

ウェスト・ピンブル在住の2児の母親は、近くのジムで子供達をシャワーで身体を洗い、冷蔵庫の食材は全て腐ってしまったため、食事は外食をしているという。

 

近くに住む3人の娘の父親は、友人が充電してくれたモバイルバッテリーや車で娘の携帯電話を充電しているという。「食事も作れず、出費が多い。冷たいシャワーを浴びなければいけないのもひどく不便」と語った。

 

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