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WA州南部の山火事 勢い衰えず

【パース4日AAP】  WA州南部のノースクリフで発生している山火事は4日、発生から5日目を迎えた。消防隊による懸命の消火活動にもかかわらず、火の勢いは衰えることなく、これまでに5万8000ヘクタールを燃焼した。

ノースクリフとその周辺は「防御不可能」だとして避難勧告が出されたが、ウィンディ・ハーバーはすでに避難そのものが困難だとして、浜辺に避難場所を確保するよう伝えられた。緊急の場合には、ボートもしくはヘリコプターでの避難が必要になるとみられている。

205人の消防士と60人のサポート要員に加え、5日にはVIC州からも援護の消防士が到着する予定。関係者によると、火事が収まるまでに少なくとも1週間から10日かかるとみられる。

さらに4日午前11時ごろ、同じWA州南部のボディントン地区で新たな山火事が発生しており、速い勢いでマレー川の南西方面にある住宅のほうへ火が移動しているとの情報もある。

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