一般

海外からの入国禁止を決定 豪政府

【キャンベラ20日AAP】  連邦政府は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止める方策として、国籍保持者と居住者、直接の家族以外の入国を禁止すると発表した。20日午後9時(東部標準時AEST)から適用される。また、海外から帰国した者に対し、14日間の自己隔離を課すことも決めた。

 

モリソン首相は、国内で確認された感染のうち約80%が海外で感染したか、海外からの帰国者と直接的な接触があった人達だと説明。「渡航規制に加え、経済や医療分野でも対策を講じることで、元通りの生活に戻すために必要となる橋を組み立てようとしている」と述べた。

 

連邦議会や州首相らは20日、100人以上の屋内における集会について、これを禁止するか話し合うとみられている。保健当局は、屋内では一人当たり4平方メートルの間隔を空けることが望ましいとの見解を示している。国内の感染者数は、20日午前の時点で延べ700人以上となっており、このうち50人近くが回復している。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら