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女子高生強姦の童貞男に最低懲役6年

【メルボルン16日AAP】   メルボルン郊外で女子高生を白昼堂々強姦した男に対する公判が開かれ、裁判長は、懲役最低6年を言い渡した。

事件があったのは昨年9月6日、メルボルン郊外リングウッドにあるアパートに住んでいたクリストファー・バーヘン被告(59)は、音楽を聴きながら歩いていた女子高生(17)をナイフで脅迫した上、路上でこの学生を強姦。通りかかった人々に止められるまで続けたという。

バーへンはこの少女にナイフを突きつけ、叫ぶのを止めないと切りつけると脅迫。また、少女に対して「売女」などと暴言を吐き続けたという。

バーヘンはこれまでに一度も女性と付き合った経験がなく、アルコール中毒だったという。事件後の捜査では、自宅から女子学生の足元を撮影した映像や、女子高生らが通う学校から自身のアパート、そして犯行に及ぶ場所を示した地図が発見された。

16日、VIC州裁判所のギャンブル裁判長は、自分よりもうんと大きな犯人を相手にしながらも勇気をふりしぼって助けを求めようとした被害者の勇気を称えた。その後で被告に対して、「この犯罪は貴方自身が反省すべきことだ」と述べた。

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