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強姦殺人で仮出所の男が再犯 公判開始 

【シドニー6日AAP】   1990年に女性を強姦した上、殺害した男が長い刑期の末、仮出所した数カ月後の2013年6月、また女性を強姦しようとして逮捕された件に関する裁判が始まった。

6日、シドニー地方裁判所で開かれた裁判では、テレンス・レアリー被告(48)が2013年6月、シドニー北部ハンターズ・ヒルで、ベビーシッターの仕事を終えたタイ人女性(30)がバス停で音楽を聴きながらバスを待っていたところ、同被告が女性の首をつかみ地面に叩きつけた上、パンツを脱ぐよう強要した。

警察が駆けつけた時、レアリーは女性に馬乗り状態になっていて、引き離そうとする警察に対して強く抵抗したという。最終的に警察は唐辛子スプレーを使ってレアリーを取り押さえ逮捕した。

レアリーは、1990年に17歳少女の寝室にはしごを使って窓から侵入し、抵抗する少女に対してハンマーで頭部などを何度も殴りつけ死亡させたとして、懲役最高24年の判決を受けた。22年の刑期を済ませた後、仮出所したが、その10カ月後に今回の事件を起こした。

レアリー被告は10月2日、再度裁判所に出廷する。

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