政治

QLD内閣改造 副首相辞任で

【ブリスベン11日AAP】   QLD州政府は、ジャッキー・トラド州副首相の辞任を受けて内閣改造を行った。トラド氏は過去12か月で2度目となる汚職疑惑がもたれている。

パラシェイ州首相は10日に内閣改造を行った。11日に就任させる。マイルズ保健相が副首相に昇格し、ディック州開発・製造・インフラ計画相が財務相も兼任する。同州の開発はジョーンズ観光相も担い、トラド氏が担当した先住民・トレス海峡諸島局は火災・緊急サービス局が引き継ぐ。新たにグレン・ブッチャー議員が閣僚入りし、地方開発と製造を担当する。

犯罪汚職委員会(CCC)は、過去12か月で2度目となる、トラド氏に対する調査を行っていると発表した。同氏のサウス・ブリスベン選挙区の、新設ハイスクールの校長選定プロセスに関わった疑いが持たれている。トラド氏は「誰が校長に就くべきか意見を述べたことはない」と話し、容疑を否認している。

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