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セブンイレブンの違法雇用が訴訟に

【シドニー31日AAP】   シドニー西部のセブンイレブンで、従業員が不当に低い賃金を支払われたとして、フェアワークス・オンブズマン(FWO)は、店主と会社を相手に訴訟手続きを開始した。

ブラックタウンのセブンイレブンで、従業員2人に合計4万9426ドルの未払いと、虚偽の勤務時間記録が2年間に渡って作成されていた。シン・サルカリア店主は時給10ドルで従業員を働かせ、勤務時間も実際を大きく下回る週10時間と記録していた。

公共放送ABC局と大手メディアのフェアファックス社が行った調査によると、最大3分の2のセブンイレブン店舗で従業員に対し、不当に低い賃金を支払っている可能性がある。

セブンイレブンのワレン・ウィルモットCEOは、「独立した陪審員が不当な低賃金に関する申し立てを調査し、返金に相応しいケースではこれを認可する」と声明で話した。

先週、FWOが留学生に対し、最低賃金以下の現金払いによる就労について警告したばかり。事例では、非英語圏からの学生が、現金払いで学生ビザの就労条件に勤務記録を合わせるなら、低賃金で長時間働く意思を示したという。

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