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州境解放より州経済回復を優先 SA

【アデレード21日AAP】  SA州のマーシャル首相は21日、州境の閉鎖を厳しく維持することで、州内で導入されている経済規制の緩和や、州民の仕事復帰を加速させることにつながるとの考えを示した。国内では州境の閉鎖をめぐり、意見の対立が続いている。

 

マーシャルSA州首相は様々な意見を考慮した結果、まず州民が仕事に復帰することを優先させるべきという考えに至ったとして、「州境を維持した上で、規制を緩和し雇用を創出する」と述べた。

 

一方、ケリー次席医務官は州境の閉鎖は国として導入した対応ではないとした上で、感染者がここ数日間出ていない州や準州が、いまだに閉鎖を続ける理由はないとの見解を示した。ただ、最終的に開放のタイミングを決めるのは州や準州政府との考えも示した。

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