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ジムやエステ業界  営業再開を訴え NSW

【シドニー23日AAP】   NSW州でのコロナウイルス感染の規制が徐々に緩和されていく中、州政府はフィットネス業や美容業からの早急な営業再開許可を迫られている。

 

NSW州では新たな感染者3人が確認されたが、全て海外帰国者でホテルでの自主隔離を行なっており、感染拡大の危険性はないという。現時点で、同州での感染者の数は3086人で、2653人が回復している。

 

同州では来月1日からレストランやパブ、カフェでの店内の最大着席人数が50人まで許可されることになり、州内の旅行や博物館、美術館、図書館も再開される見通しとなっている。

 

そのため、未だ営業再開を許可されていないフィットネス業界は、コロナウイルス予防対応策は出来ているとし、州政府へ再開許可を訴えている。

 

また、 美容業界も再開許可を求めているが、州政府は、客との濃厚接触が高いために慎重な対応が必要になるとしている。

 

ブラッド・ハザード州保健相は、バーなどが営業再開することで感染の第二波の危険性を危惧しており「咳や風邪のような症状が少しでもあれば検査を受けてほしい」と訴えている。

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