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保護者3分の1 通学路の安全に不安

【シドニー3日AAP】  NSW州の子どもを持つ保護者を対象に行われた学校安全性調査で、3分の1以上の保護者が、道路の横断で安全性が確保されていない場所があることを理由に、車で子どもの送り迎えを行っていると回答したことが分かった。

 

同調査によると、州内では現在、横断歩道の監視員が1,153人いる一方、2019年に政府が300人増員するとした公約に対し、実際には59人にとどまっている。野党のヘイレン広報担当は、保護者は自転車、徒歩、公共交通機関などでの通学を望む一方、州政府が必要なインフラ整備を行っていないと批判した。

 

同調査ではさらに、州内で全体の3分の2以上の子どもが、学校まで車による送り迎えをしてもらっていることが明らかになっている。また、5キロメートル以内の距離を走る車両のうち、5%が徒歩や自転車に取って代わることで、道路を走行する車両の時速が50%増加することも明らかになった。

 

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