ビジネス

シドニー西部空港計画 争議は鉄道路線

【シドニー19日AAP】   インフラ・地域開発相のワーレン・トラス氏は19日、シドニー西部バジェリーズ・クリークの新空港建設案と環境影響評価を発表した。

計画によると、2016年半ばに開始する土地の平坦化から建設の第1段階終了までに、1万1000の雇用を創出するとされる。2020年代半ばの開港時は滑走路1本、2050年までには2本目の滑走路が加えられ、年間8200万人が利用する見込み。

計画に含まれた鉄道路線についてトラス氏は、「開港時に見込まれる旅客数500万人は、鉄道路線の実行には十分な収益をもたらさない」と話した。

これに対し観光・運輸フォーラム(TTF)は、「空港周辺の雇用機会を無視している」と話し、シドニー西部空港連合(WSAA)も、「空港都市として複数のビジネスパークを含み、西部郊外や南西部での雇用不足を軽減したい」と話し、2025年には鉄道路線が不可欠とした。

発表された計画および環境影響評価について、市民には60日間の意見提出期間が設けられている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら