【キャンベラ10日AAP】 オーストラリアの11月の失業率が5.8%となり、昨年4月以降で最も低い水準となったことが分かった。主に製造業が来年度に向けて盛り返しを見せている。雇用された人の数が7万1400人増え、10月の5万6100人を超えた。
ターンブル首相は失業率の改善について、「非常に喜ぶべきこと」とコメントした一方で、野党のショーテン党首は失業率の低下を歓迎しながらも、すべての人が恵まれているわけではないとして、「経済成長もさることながら公平性も忘れてはならない」と話した。
オーストラリア商工会議所などによる最新の調査では、いずれも製造業が今年1年間で状況が大きく改善しており、製造業者らは今後半年間は好調が続くとみている。ウェストパック銀行のアナリストは、「製造業は低金利と豪ドル安の恩恵を最も受けている」と分析した。
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