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マスク着用“絶対に”考えて 医務官トップ

【キャンベラ31日AAP】  連邦のマイケル・キッド副医務官は31日、国営放送ABCの番組に出演し、第2波が懸念される、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、オーストラリア国民全員がマスクの着用を検討すべきとの考えを示した。

 

感染者が急増しているVIC州では、来週から州民全員に対し、マスクの着用を義務化とする。ただ、キッド副医務官はVIC州だけでなく、国民全員が“絶対に”マスクの着用を考えるべきとの強い姿勢を示した。

 

また、新規感染者が確認されたQLD州のヤング首席医務官は31日、社会的距離などのルールが守られなければ、VIC州と似た形で第2波に襲われる可能性が高いとし、「ウイルスを抑制するのか、第2波を受けるのか、どちらに進むかはわれわれ保健当局だけでなく、あなた方次第」と述べ、あらためてルールの徹底を求めた。

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