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VIC州新規制 店舗・雇用に大打撃

【メルボルン3日AAP】   新型コロナウイルスでレベル4のロックダウンを開始したVIC州で、多くの事業や店舗が一時閉鎖を強いられる。レベル3の規制で職を失った25万人に加え、さらにおよそ25万人が職を失うと見積もられる。

アンドリュース州首相は、6日から適用される職場での規制を発表した。産業を3グループに分け、第1グループのスーパーマーケット、酒店、薬局、ガソリンスタンド、郵便局、銀行は営業を続ける。バニングスなどホームセンターは職人のみに開店し、一般客には店舗受け取りの“クリック・アンド・コレクト“を提供する見通しだ。

第2グループの小売業、旅行会社や洗車場、美容室、パブやナイトクラブ、フードコートなどは閉鎖を強いられる。カフェやレストランは持ち帰りのみに縮小する。

第3グループの製造業は稼働量を削減する。クラスター感染が頻出した食肉処理場は、通常の3分の2で稼働する。従業員は医療用防護服を着用し、複数工場での勤務は不可。大規模な建設現場は通常の25%で作業し、小規模な建設現場は5人以下で作業する。

州政府は、助成金5,000ドルを影響を受けた事業に拡大する。

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