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病欠休暇のない隔離者にパンデミック有給 SA

【アデレード25日AAP】   SA州政府は、カジュアル労働者など病欠休暇がなく自己隔離を強いられた人に対し、1,500ドルのパンデミック補助金を支払うと発表した。

1,500ドルのパンデミック補助金は、自己隔離をする人の介護をする場合にも該当する。さらに、クラスター感染の検査結果待ちで出勤できない人にも300ドルが支払われる。

同州のウェイド保健相は、「生活費を稼ぐことと、地域社会を感染の可能性から守ることを選択してほしくない」「病欠休暇がない人は自己隔離を正しく行わない可能性が高まる」と話した。VIC州のデータからも、新型コロナウイルスに陽性を示した10人中9人が、症状が出てから検査を受けるまで隔離をしていないとわかっている。

同様な給付金制度はVIC州、QLD州および首都特別地域(ACT)でも採用されている。災害事態宣言が出されたVIC州では、連邦政府が一部負担する。

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