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看護師殺人事件 遠隔地勤務に懸念の声 

【アデレード27日AAP】   アウトバックでの看護師殺人事件を受けて、遠隔地に勤務する医療スタッフの安全を求める声があがっている。

SA州内陸フレゴンの道路脇で26日午後、看護師のゲイル・ウッドフォードさん(56)は遺体で発見された。ウッドフォードさんは、23日午後9時40分頃目撃されたのを最後に行方不明となっていた。警察は24日、ウッドフォードさんが通常運転する救急車を盗んだとしてミミリの男(36)を逮捕し、27日に殺人罪で起訴した。

ウッドフォードさんの殺人は、結束の固い遠隔地のヘルスケア・コミュニティにショックを与えた。遠隔地ヘルスケア協会「CRANAplus」のクリストファー・クリフ事務局長によると、地方勤務の医療スタッフの安全を懸念する声があがっている。看護師の派遣先での単独勤務禁止を求めるオンライン署名活動も同時に開始され、27日夜までに1万2000人以上から支持が得られた。

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