国際

海外からの帰国者 11月さらに増加

【ACT23日】  連邦政府のモリソン首相は来月にも再び、海外から帰国する人の数について上限を引き上げる方針を明らかにした。来月からWA州は140人、QLD州は150人をさらに上乗せして受け入れるほか、SA州、首都特別地域(ACT)からも支援を受ける。NT準州とも受入れに関し調整を続けるとしている。

 

海外に在留するオーストラリア国籍の保有者は現在3万人以上となっている。モリソン首相によると、9月18日の時点で帰国を希望すると申請をした人の数は約2万6,200人で、このうち4,100人が“弱者”となっている。

 

また、9月18日以降に帰国した人の総数は4,591人に上っている。ロンドンからダーウィンに23日午後に到着したカンタス航空機の乗客はこれに含まれていない。この便は、政府が用意したチャーター便8機の最初の便となっており、モリソン首相は「出来るだけ早急に希望者を帰国させたい」と話している。

 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら