生活

カジュアル勤務者に病欠手当を導入 VIC

【VIC23日】   VIC州政府は23日、カジュアル勤務者に対する病欠・介護手当を試験的に導入すると発表した。24日の州予算案で発表される。

VIC州政府は500万ドルを拠出して、2021年末または2022年から2年間、試験的にカジュアル勤務者に病欠・介護手当を支給する方向だ。カジュアル勤務者は、医師の診断書を持って最長5日まで最低賃金の時給20ドル弱を受け取ることができる。5日間の総額はおよそ750ドルだ。雇用主の負担はないが、将来的に恒久的なシステムとなれば雇用主への課税も出る可能性がある。

清掃業やサービス業、警備員、スーパーマーケット、高齢者介護施設などカジュアル勤務者の割合が高いセクターで従業員を保護する。VIC州でおよそ60万人がカジュアルで働く。

同州の新型コロナウイルスの感染第2波で、休みを取れない従業員が感染拡大を助長したと考えられた。アンドリュース州首相は「不安定な職の従業員は、しばしば給料と健康の選択を強いられる」「安全な職場から誰もが恩恵を得る」と話した。

ソース : news.com.au – Sick pay for casuals as Victoria records 24th day with no new coronavirus cases

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら