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コロナウイルスの重症化 遺伝子が関係か

【ブリスベン12日】   コロナウイルスに感染した患者の中には、自覚症状のない人もいれば、重症になる人もいることが最大の謎の1つとして考えられていたが、5つの遺伝子が関与していることが研究結果から明らかになった。

 

オーストラリアのQLD大学とモナッシュ大学、英国のエディンバラ大学の3大学での共同研究で、重症患者2244人の遺伝子のゲノム変異を解析したところ、5つの遺伝子が関与していることが判明した。

 

重症化に関与する遺伝子は、IFNAR2, OAS, DPP9, TYK2そしてCCR2の5つ。これの遺伝子により、ウイルスに免疫反応して炎症を起こしやすいと見られている。

 

研究責任者の1人であるエディンバラ大学のケネス・ベイリー氏は、「インフルエンザを含む多くの病気が軽症か重症になるかは遺伝子が関与することが多い」とし「研究の結果、治療や進行を遅らせるためにどのような薬剤が有効となるかがわかった」と述べた。

 

ソース : news.com.au – How your genes could increase your risk of dying from COVID

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