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もう不要? 5セント硬貨廃止も視野に

【キャンベラ4日AAP】  連邦のターンブル首相は4日、訪問先のTAS州で記者からの5セント硬貨の廃止に関する質問に答え、廃止に向けた議論を始める時期に来ているとの見解を明らかにした。週末にかけて行われる地方議会でも議論される見通しとなっている。

ターンブル首相は「最近は5セント硬貨をあまり見かけることがなくなった」と述べ、廃止という議論に至るのはごく自然な流れだとして、「廃止については関心がある」と自身の見解を示した。一方で、連邦のモリソン財相はこれまで5セント硬貨の廃止については回答を避けてきた。

現在、オーストラリアの造幣局で5セント硬貨を1枚製造するには、5セント以上のコストがかかっている。今年2月には、当時のホーク財務補佐大臣が5セント硬貨が使用出来ない自動販売機などが増えており、あまり役割を果たさなくなってきていると指摘していた。

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