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ワクチン接種で血栓 1週間で5人

【NSW8日】  オーストラリア国内で、英製薬会社アストラゼネカ製の新型コロナウイルス用ワクチンを接種した人のうち、1週間で5人が血栓を発症していたことが明らかになった。このうち66歳の男性1人が現在、集中治療室で治療を受けているという。

 

血栓を発症したと報告されたのは、VIC州の74歳の男性と51歳の女性、WA州の64歳の女性など。これにより、アストラゼネカ製ワクチンを接種した140万人のうち、血小板減少症候群(TTS)を発症した人の数は合計11人となった。

 

保健省の薬品・医薬品行政局(TGA)のスケリット教授は、最近の発症例はすべて入院患者で、それぞれ症状の深刻さは異なると説明。さらに以前血栓を発症した5人のうち4人はすでに退院し、このうち2人は仕事に復帰しているとして、症状は個人で大きく異なり、それぞれ注意深く経過を観察する必要があるとの見解を示した。

 

ソース:news.com.au-Five Australians suffer blood clots after AstraZeneca jab in one week

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