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「マヌカハニー」 豪とNZが商標争い

【QLD12日】  日本や中国などで人気を集めるマヌカハニーをめぐり、ニュージーランドが「マヌカ」の名称を商標登録しようとする動きを見せていることが分かった。オーストラリア・マヌカ・ハニー協会によると、ニュージーランド政府は100万ドル以上を投じ、商標登録化を支援しているという。

 

マヌカハニーは抗微生物性が高く、傷の回復なども助ける健康食品として、世界で人気が高まっている。価格は現在、一キロ当たり300~500ドルとなっている。日本や中国、英国などがスーパーフードとして輸入するほか、医薬品にも使用されている。また、マヌカハニーは「ギョリュウバイ」の花から採取されるが、この植物はオーストラリアとニュージーランドの両方が原産とされる。ニュージーランドは、英国、米国、欧州、ニュージーランド、中国における商標登録を目指しているもようだ。

 

オーストラリア・マヌカハニー協会は声明を発表し、「大きな可能性を持った地場産業を確立させるため、積極的に支援して欲しい」と述べたが、連邦政府のテハン貿易省は先に、裁判費用を出すよりも両国の産業が協力していく支援をしたいとの考えを示している。

 

ソース:news.com.au-Australian producers of manuka honey call for government help in trademark dispute

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