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シドニー小売店の閉鎖を 医師会が訴え

【NSW16日】  オーストラリア医師会(AMA)は16日、シドニーで新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、生活に「必須ではない」小売店に営業の中止を求めるべきとの考えを示し、NSW州政府に対応を要請したことが分かった。

 

AMAのオマー・コーシッド会長は、人と人の接触を制限するためには、VIC州で行ったロックダウンのように明確な制限を示す必要があるとし、「シドニーで厳しい規制を導入しなければ、感染拡大によって被る損失のほうが計り知れないレベルになる」と懸念を示した。

 

コーシッド会長はさらに、生活に必須ではない小売店の営業を容認していることが、市民に間違ったメッセージを送っていると指摘。「AMAとしては、NSW州もVIC州と同様、市民と業者に対し「必須」についての定義を明確に示す時が来たと考えている」と話し、規制強化の必要性を訴えた。

 

ソース:news.com.au-‘Close retail’: Australian Medical Association president calls for tougher Sydney lockdown as cases soar

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