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武漢研究所の追及今後も続ける 豪首相

【ACT16日】  連邦政府のモリソン首相は16日、新型コロナウイルスによって命を落とした人や生活を失った人たちは、ウイルスがどこから流出したのか、その答えを「知るに値する」として、中国からの反発に屈することなく、今後も調査を続ける態度を示した。

 

世界保健機構(WHO)のテドロス事務局長は15日、新型コロナウイルスが武漢の研究所から流出した可能性を排除しようとしたのは時期尚早だったと認め、中国に対し調査に協力するよう求めた。モリソン首相もまた、独立調査の提案は政治的な意図はなく、誠意に基づいたものと説明しており、「オーストラリアは、実際に何が起きたのか、世界の人々の健康を守るためにも知りたいと思っているだけだ」と話した。

 

中国とオーストラリアの関係は、オーストラリアがウイルスの起源をめぐって独立調査の必要性を唱えたことから、急速に悪化している。中国メディアは「オーストラリアは中国の靴底に貼りついたガムのようだ」と表し、コロナウイルスはオーストラリアからの冷凍食品から武漢へ流入したなどと訴えていた。

 

ソース:news.com.au-Australia will continue to ask questions about Wuhan lab leak: PM

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