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「ワクチン接種=自由」ではない 豪医師会が警鐘

【キャンベラ19日】   オーストラリア医師会(AMA)は、ワクチンの接種率70パーセントの目標を達成することが「自由になる日」には直結しないとして、ワクチン接種を自由への切符として政治的に進める動きに警鐘を鳴らしている。

 

AMAはワクチン接種70パーセント、あるいは80パーセント達成率完了の国家計画やドハーティ・モデルは「Freedom day」として促進されるべきではないとし「この目標値は、ドハーティ・モデルが今後の提言を出すためのさらに高い基準に向けた段階の一つにすぎない」と指摘している。

 

現在の国家計画では、16歳以上の国民の70パーセントと80パーセントがワクチン接種を完了した際に、それぞれ規制が緩和される予定になっており、70パーセントの接種完了は10月中には達していると予想されている。

 

AMAからの助言では、「接種率が80パーセントに達するまで、感染拡大の懸念がある地域では自宅隔離などの中規模の公衆衛生対策を維持することが賢明」だとし、ワクチン接種だけでなく、社会的距離、個人の衛生意識の維持、チェックインシステムや検疫対策が引き続き必要だと強調した。

 

ソース : news.com.au – Australian Medical Association warns politicians to stop selling vaccine targets as ‘freedom day’

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