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隔離ホテルの警備員 不当な低賃金支払い 2州で

【シドニー1日】   メルボルンとシドニーで隔離ホテルの警備員として働いていた1000人以上の従業員が、昨年合計で100万ドル以上も未払いになっており、不足分を回収できた人は3分の1にも満たないことが明らかになった。

 

フェアワーク・オンブスマン(FWO)が行った調査によると、VIC州とNSW州での隔離プログラムへの警備員を斡旋する37社のうち、41パーセントもの会社が従業員に対して低賃金の支払い、もしくはきちんと記録をつけていなかったことがわかった。

 

Unified Security Group社は2州の隔離プログラムでの主要な請負業社だったが、シドニーの従業員に対して90万ドルの未支払い金があると認めているという。FWOは同社に対して未支払い分を支払うようにコンプライアンス通知を通達しているが、今年5月に倒産している。

 

これまでのところFWOが回収した金額は、メルボルンの従業員665人分の約30万ドル、シドニーの345人分の約1万5000ドルになる。

 

ソース: news.com.au – Hotel quarantine security staff underpaid by more than $1 million

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