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国内のメガ火災が多発「気候変動が原因」CSIRO

【キャンベラ27日】   国内の研究者たちは、気候変動により国内で山火事が多発しており、「メガ火災年」と呼ばれる現象の原因になっていることを指摘した。

 

連邦科学産業研究機構(CSIRO)は「火災発生には8つの要因があり、天候、火災の蓄積、発火、火災管理などが挙げられるが、その中でも森林火災の場合には、天候が最も重要な要因となる」と述べている。

 

また、調査結果から、将来的な気候変動の影響で、メガ火災が発生しやすくなり、秋から冬にかけて山火事シーズンが長引く 可能性が高くなることが明らかになった。山火事は寒地であるTAS州や熱帯雨林のあるQLD州でも発生が増加しているという。

 

CSIROの「メガ火災年」の定義は、1年間で100ヘクタール以上の山林が焼失した場合になる。1910年以降、国内の気温は急激な気温上昇が続いて1.4度上昇している中、国内東部と南部では降雨量が減少している。

 

 

ソース: news.com.au – CSIRO finds climate change greatest factor behind worsening bushfire problem

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