文化・芸能

故先住民俳優偲び オペラハウスにイメージ

【NSW7日】   先週亡くなった先住民俳優のデイビッド・ガルピリル氏を偲び、シドニーのオペラハウスに映像が映し出された。ガルピリル氏は肺がんを患ってSA州で死去した。

ガルピリル氏は、「裸足の1500マイル(原題:The Rabbit Proof Fence)」「クロコダイル・ダンディー」「ストーム・ボーイ(1976年)」など数々のオーストラリア映画に出演した。

オペラハウスには、同氏が最初に出演したアウトバックの「ウォークアバウト」から、がん患者として最後に出演したドキュメンタリー作品「アイ・アム・ガルピリル」までのイメージが映し出された。

8日夜のオーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞(AACTA)で、ガルピリル氏はロングフォードライエル賞を受賞する。過去に俳優のケイト・ブランシェット氏、ジャッキー・ウィーバー氏、ポール・ホーガン氏も同賞を受賞した。AACTAのダミエン・トレウェラCEOは、「オーストラリアの先住民に対する世界的な考えを見直させ、既成概念を退けて真実を表現するよう次世代の道を切り開いた」と述べ、ガルピリル氏を称えた。

NT準州政府は、州葬に関してガルピリル氏の家族と協議中だ。

ソース : news.com.au – Sydney Opera House illuminates life and career of late NT actor David Gulpilil

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