【NSW14日】 大手小売ウールワースはこのほど、特急宅配サービス、メトロ60(Metro60)をシドニー市街地周辺で開始した。配車ウーバーと提携し、購入品を1時間以内に配達するサービスで、一回の代金は5ドルとなっている。対象となる商品は4,000点に上り、シドニーCBD、マスコット、マトラビル、ローズベイなどで利用が可能だ。
ウールワースは来月、同様のサービスをメルボルンでも開始する方針を示しているが、競合他社のミルクラン(Milkrun)やヴォリー(Voly)との競争激化が予想される。
ミルクランのミルハムCEOは、昨年6月の時点では一回の注文につき40ドルの損失があることを認めていたが、その後は大きく改善したとしており、数か月以内に一回の注文で1ドルの利益を上げられるとの見方を示した。さらに、同社と同水準のサービス料金となっているウールワースが進出しても、問題はないとしている。
一方、シドニー拠点のヴォリーは先週、人員削減に踏み切ったほか、倉庫の閉鎖、メルボルンへのサービス拡大計画を白紙に戻している。
ソース:news.com.au-Supermarket giant Woolworths next big business move
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