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今夏もラニーニャ現象 気象局が正式に発表

【ACT13日】   気象局は正式に、今夏もラニーニャ現象が発生すると発表した。3夏連続のラニーニャ現象は稀だ。

気象局によると、6月以降熱帯太平洋の海水温は下がり続け、ラニーニャ現象が発生する閾値に達した。南半球における貿易風の強さを示す南方振動指数(SOI)や赤道の雲量からも、典型的なラニーニャ現象のパターンが伺える。ラニーニャ現象は春にピークを迎え、夏中に緩和される予想だ。

気象局はまた、気候変動が国内の気象パターンに影響を及ぼしていると指摘する。国内の気温は1910年から2020年の間に摂氏およそ1.47度上昇した。さらにここ数十年で4~10月の寒期の降雨量も10~20パーセント減少しており、短期間に大量の激しい雨が降るパターンが多くなっている。

スカイニュースのアリソン・オスボーン気象学者も、少なくとも夏の初めまでラニーニャ現象が続くと予想する。

ソース: news.com.au – The Bureau of Meteorology has officially declared another La Nina summer

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