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赤ポピーの2ドル硬貨発行 値段高騰も

【ACT2日】  王立オーストラリア造幣局は3日午前から、硬貨の収集家に今年最も期待されている硬貨の発売を開始する。2012年に戦没者を象徴する赤いポピーの花が印刷された硬貨が発行されたが、今年はこの硬貨の10周年を記念して発行される見通しだ。

造幣局によると、硬貨の発行枚数は6万枚を予定している。価格は15ドルで販売するが、数日以内に急上昇すると予想されているという。2012年に発行されたポピー硬貨は、エリザベス女王の死去を受けて高騰し、最大400ドルまで上昇した。

コイン収集の専門家によると、王立オーストラリア造幣局のウェブサイトから購入する方法があるが、待ち時間が1時間近くかかる可能性があると指摘。他にも、同造幣局が独自に契約する硬貨ディーラーがあるとして、ウィンヤード・コイン・センターやオーストラリアン・スペシャルティー・コインズ、ザ・パープル―・ペニーなどを挙げている。

また、オーストラリアでこれまで最も高値となった硬貨は、1899年~1931年にパース造幣局から発行された、ゴールド・ソブリンズ(Gold Sovereigns)で約4万3,000ドルとなっている。

 

ソース:news.com.au-Royal Australian Mint to release ‘collectors edition’ $2 coin

 

 

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