政治

RBA、政策金利を4.1パーセントで据え置き

【ACT5日】   オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は5日、3か月連続で政策金利を4.1パーセントで据え置くと決定した。エコノミストらも据え置きを予想していた。

政策金利は昨年5月から今年6月まで、12回にわたって引き上げられた。RBAは発表後、「国内のインフレはピークを過ぎ、7月もさらに下がったが、現在も高すぎる。さらなる金融政策の引き締めが必要となる可能性がある」「経済と雇用成長は下降気味で、失業率も来年末には4.5パーセントに上昇すると予想される」と警告した。

ナショナルオーストラリア銀行(NAB)のシニアエコノミスト、ガレス・スペンス氏は、10月または11月に0.25パーセントの金利引き上げを予想するが、エコノミストらの多くは政策金利がピークに達したと考える。金利引き下げが始まる時期については、2024年3月から同年末の間で意見が分かれる。

5日はロウ総裁にとって最後の政策金利発表となった。ロウ総裁が「少なくとも2024年まで金利は低いまま」と国民に誤ったアドバイスを行ったとして、連邦政府は同氏を再任しなかった。今月18日からミシェル・ブロック副総裁が新総裁に就任する。

ソース:news.com.au – The RBA keeps interest rates on hold at 4.1%

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