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シドニーで熱波発生 救急車通報が急増

【NSW9日】   シドニーでは熱波が発生し、NSW州救急サービスへの通報が20%も急増している。

9日の午後には、シドニー天文台で38.9度、シドニー空港で43度、ペンリスでは午後2時半ごろに43.5度を記録している。また同州では、バークでは午後4時に42.4度、ブロークン・ヒル空港で41度に達した。

同州救急サービスのマーク・ギブス最高管理責任者は、9日午後の記者会見で、同サービスでは通常より多くの出動要請を受けていると語った。「NSW州救急サービスでは、夏の期間の通常の土曜日と比較して、約20%の出動件数の増加が見られた」と語った。

9日夜には、シドニー・オリンピック・パークでは音楽イベントが3つ開催され、来場者の安全が懸念されている。フー・ファイターズのコンサート、ラッパーの50セントのパフォーマンス、そして完売となったEpikフェスティバルには、10万人以上の人々がホームブッシュの各会場に集まっている。

同氏は、コンサート来場者には、「水分補給をして、厚着をしない、夕方でも日焼け対策をするように」とアドバイスしており「夜中までには通報がおよそ500件増えると予測しているが、現時点では十分な備えができており、夜まで監視を続けていく」とした。

 

ソース: news.com.au – Calls to NSW Ambulance soar by 20 per cent amid heatwave stress

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