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大規模洪水でケアンズ空港も閉鎖 QLD最北部

【QLD18日】   QLD州最北部で、熱帯低気圧“ジャスパー“の影響により大規模な洪水が発生している。ケアンズ国際空港は閉鎖されたまま、数百人が洪水から救出され、家畜類も多数犠牲となっている。

バロン川の貯水池には5日間で1.5メートル近い雨が溜まり、ケアンズで過去50年で最大規模の洪水になった。気象局は、バロン川の水位は1977年3月の3.8メートルを上回ると予想する。ケアンズ北のホロウェイズ・ビーチでは複数の住宅が浸水し、17日にはバロン川に浮く家畜の様子も捉えられた。大雨と洪水の影響を受けた地域の市長らは、軍隊の支援を要請する。

ケアンズ市のテリー・ジェームズ市長は、「遮断されたインフラが復旧せず、住民が節水しなければ、30時間ほどで水道水が尽きる」と警告した。過去数日続いた大雨で水処理設備の取水パイプががれきで詰まり、17日夜の時点で貯水池は30パーセント程度まで減少した。「詰まりが取れなければ、18日午前10時までに水道水が尽きる」「飲料用など緊急以外で水を使わないように」と同氏は呼び掛けた。

ケアンズ空港に最後に着陸した機体は17日午後12時45分。同午後2時にすべての出発便がキャンセルされた。17日午前にパースから到着したジェットスター便は着陸に2回失敗し、タウンズビルに迂回後、4時間以上遅れてケアンズに到着した。18日午前8時に午後便以降について発表する。

ソース: news.com.au – Homes under water, people stranded as Far North Queensland smashed by record flooding

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