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テニスのデミノー選手 国内男子で18年振り世界10以内に

【NSW7日】   オーストラリアの男子テニス、アレックス・デミノー選手(24)が世界ランキングでトップ10位に入る。国内男子が10以内に入るのは、2006年のレイトン・ヒューイット氏以来。全豪オープンテニスを控え、デミノー選手への期待が膨らむ。

6日夜、シドニーで開催されたテニスの男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」の準決勝戦で、デミノー選手はドイツのアレクサンダー・ズベレフ選手(世界ランキング6位)を下した。さらに、今大会で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)、同10位のテイラー・フリッツ選手(米国)にも勝利している。

デミノー選手は「今大会最初の試合後、自信を得ることができた。全豪オープンの前にこれらの試合で勝てたのは素晴らしい」「永遠に忘れない」「自分は良い選手になれない、上手くなれないと多くの理由をあげられるが、それらは頭の中にしまってモチベーションにする」と話した。

ズベレフ選手も、「デミノー選手が僕と対戦したこれまでで最高のパフォーマンスだった。彼は全豪オープンで押し進んでいける可能性がある」「フォアハンドにあった揺れが無くなっていた」「特に、セカンドサーブはこれまでにない時速160~165キロメートルで驚かされた」「ジョコビッチ選手にストレート勝ちし、今日は僕に勝った。彼は今非常に調子が良く、危険だ」と語った。

全豪オープンテニスは14日からメルボルン・パークで開催する。

ソース:abc.net.au – Alex de Minaur reaches top 10 ahead of Australian Open campaign

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