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国内の街が赤一色に 辰年の旧正月祝う

【NSW10日】   オーストラリアの各都市では、旧正月のお祭りが開幕され、旧暦で干支の中で縁起がいいとされている辰年を祝うため、赤一色に染まっている。

約15日間にわたって開催される毎年恒例の同フェスティバルには、何千人もの人々があちこちのイベントに集まり、豪華な祝宴に参加したり、伝統的な獅子と龍のパフォーマンスを見たり、花火鑑賞を楽しむことができる。シドニーのチャイナタウンで撮影された写真では、赤と金で彩られたカラフルな装飾を見ようと、狭い路地に多くの人が押し寄せていた。

フェスティバルに参加したクロバー・ムーア市長は、伝統的なシルクのガウンに身を包み、地元の経営者や住民らに赤い封筒を配っていた。この封筒は、新年のお祝いの席で家族や友人たちに渡すもので、1年間の祝福と幸運を送るもの。ムーア市長は「2024年は大きな幸運をもたらすと言われる辰年を迎える。龍は、干支の中で唯一の神話上の生き物であり、活力、革新、積極性、情熱、ロマンスの強力なシンボルと見なされている」と述べた。

トーマス・ストリート、ヘイ・ストリート、サセックス・ストリート、ハーバー・ストリートを含むヘイマーケットの一部が午後5時から閉鎖され、屋台、巡回パフォーマンス、エンターテイメントが行われる。また、ディクソン・ストリートには、今年の干支にちなんで高さ5メートルの木製のドラゴンが設置され、ジョージ・ストリートには、イルミネーションが施された台座の上に12個の干支のランタンが飾られる。

フェスティバルはシドニーで16日間開催され、ドラゴンボートレースや文化パフォーマンスなど70以上のイベントが予定されている。また、メルボルン、ブリスベン、パースなど他の首都でも開催される予定。

 

ソース: news.ocm.au – Thousands expected to turn out for Lunar New Year celebrations for the Year of the Dragon

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