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新車販売が過去最多 EVなど低燃費車が人気

【ACT4日】  オーストラリアの今年第1四半期の新車販売台数は前期比13%増の30万4,452台と過去最多を記録したことが分かった。燃料価格の高騰を受けて、燃費が良いハイブリッド車や電気自動車(EV)が人気を集めているようだ。

過去1年間では、供給と需要の両方が回復したことを受けて9か月で過去最高の販売台数を記録した。第1四半期はEVとハイブリッド車の販売台数が全体の約4分の1を占めた。販売台数が最多だったのはフォード・レンジャーのピックアップトラック(UTE)で、トヨタRAV4ハイブリッドとテスラ・モデルYがこれに続いた。過去8年間のうち7年間で年間販売台数が1位だったトヨタのハイラックスは4位に後退した。

連邦自動車産業会議所(FCAI)のウェーバーCEOは、これらの結果は「驚くべきもの」とする一方、「生活費の圧迫や9か月以内に導入される新車両効率基準(NVES)に伴う影響も考慮する必要がある」と述べた。NVESはピックアップトラックやSUVなどに対する排出量規制で、FCAIはこの基準によって国内で最も人気のあるピックアップトラックの価格に数千ドルが上乗せされる可能性があるとして、強く批判していた。

ウェーバーCEOは、「燃費基準をめぐる議論は長年の懸案となっているが、メーカーや消費者にとってこの変更の速さと規模に懸念を抱いている」とし、新基準に適合しながら「価格、性能、排出ガスの基準」を満たす低燃費のSUVを開発するには時間がかかるとの見解を示した。

 

ソース:news.com.au-Market booms as car buyers embrace fuel efficient cars

 

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