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NSWとQLDで暴風雨 各所で被害拡大

【ACT5日】  QLD州とNSW州では5日から6日にかけて大雨、強風、洪水が予想されている。両日で降水量は最大300ミリに達するとみられている。

QLD州南部と南東部の一部では、週末まで降雨が続く見込みだ。NSW州のニューキャッスルからベガ(Bega)にかけての東部と西部では、24時間から36時間にわたり100~200ミリの降雨が予想されている。

気象局のベルナスコーニ氏によると、シドニーでは24時間以内の降水量が100ミリ以上に達し、そのほとんどが5日の朝に降ったとみられる。また、シドニーから西に65キロに位置するワラガンバ・ダムはすでに供給能力の96%以上となり、ミンズ首相は8日にダムが流出する可能性が高いと述べた。

道路や鉄道にも大雨による影響が出ており、シドニー近郊のレッドファーンでは設備の破損により通勤客などに遅れが出た。また、ストラスフィールドやウェイクハーストなどでは道路が浸水し通行止めとなった。

空の便では、シドニー空港で国内線の発着便100便以上がキャンセルとなった。空港の広報担当者は、「乗客のみなさんは各航空会社に確認することをお勧めする」と話した。

NSW州災害救助隊(NSW SES)は、過去24時間以内に550件の救助要請を受け、7件の洪水救助を行った。

ニューカッスルからベガにかけてのNSW州沿岸では、引き続き悪天候警報が発令されている。気象局は悪天候地域内では大雨から局地的な豪雨が予想されており、特にイラワラの断崖が最も大きな被害をうけると予想している。

 

ソース:news.com.au-Dangerous weather causes major disruptions in Sydney, as schools are shut down

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