生活

公共交通機関を一律50セントに QLD

【QLD26日】   QLD州で8月から6カ月間、公共交通機関の料金が一律50セントになる。生活コストの支援と交通渋滞の緩和が狙いだ。

QLD州で8月5日から試験的に6カ月間、トランスリンクサービスの全区間に置いて、場所や移動距離を問わず公共交通機関の料金が一律50セントになる。電車、バス、シティキャットフェリー、ゴールドコーストのライトレールも含まれるが、民間の交通機関は対象外だ。

同州の公共交通機関利用率は、パンデミック前を下回る13パーセント程度。公共交通機関の利用を促し、交通渋滞を緩和させる。また、今回の政策はガソリン代の節減にもなる。直近のQLD州のガソリン平均価格は、1リットル当たり1ドル98.3セントと高い。

マイルス州首相は26日、「6か月で州民は数千ドルを削減できる」「州民の生活は厳しいが、政府の支援を信頼できる」と話した。

かかる費用は1億5,000万ドル。6月発表の州予算案は30憶ドルの赤字と見積もられる。

州政府は全世帯向けに1,000ドルの光熱費支援も約束している。10月の州選挙を前に支出に力を入れているが、野党自由国民党は非常に優勢で、労働党政府の大敗が予想されている。

ソース: news.com.au -‘As close to free as you can get’: Queensland Premier Steven Miles announces public transport fares to be cut to flat 50c fee

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら