生活

ネットギャンブルでクレカ全面禁止に

【ACT11日】   11日、オンラインのギャンブルでクレジットカードの使用が全面的に禁止された。携帯電話などのデジタルウォレットにリンクされたクレジットカードや、ビットコインなど仮想通貨も対象だ。

11日から、オンラインのギャンブルでクレジットカードとデジタル通貨の使用が違法となった。違反する賭博企業には罰金最大23万4,750ドルが科せられる。業界と消費者には6か月の移行期間が設けられた。

ローランド・コミュニケーション相は「所有しない資金で賭け事をするべきでない」「昨年、労働党政府はオンラインのギャンブルでクレジットカードを禁止すると誓い、施行させた」と述べた。

「スポーツベット」「ユニベット」などのオンラインの賭博企業から成る団体は、オンラインの宝くじや数字ゲームの「キノ」までクレジットカードの使用禁止を拡大するよう求める。すべての形の賭博で禁止されなければ、消費者は規制の厳しくないものに移動し、被害のリスクが大きくなると懸念される。

オーストラリア健康福祉研究所(AIHW)は、国内の合法ギャンブルによる損失額は年250憶ドルと見積もる。1人当たりの損失額では世界一だ。国内の成人5人中およそ2人が少なくとも週1回ギャンブルをし、男性の半数近くが賭博行為に支出している。

ソース:news.com.au – Blanket ban on credit card gambling kicks in as government flags industry crackdown

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら