【ACT5日】 次期の第48期連邦議会は、史上最多の女性議員が国民を代表する。150議席中66~74人を女性議員が占める見通しだ。
前47期議会の女性議員数も、過去最多の58人だった。2019年のモリソン保守連合政権下の40人から大きく増えている。
下院は、与党労働党が獲得した87議席中47人が女性で、男性議員40人を上回る。新たに当選した女性議員には、野党保守連合のダットン元党首の選挙区を奪ったアリ・フランス議員も含まれる。
無所属議員も、当選が確定した10人中7人が女性だ。
一方、野党保守連合は獲得した39議席中女性はわずか7人で、2022年の9人から減少した。元自由党議員のリンダ・レノルズ氏は、「自由党の長年の問題であるジェンダーの多様性が、選挙大敗の一要因となった」「ジェンダーの多様性をどのように増やしていくか、党内で議論する必要がある」「当選が難しい選挙区に女性議員が配置されがち」「女性議員がもたらす恩恵を理解するのに、党内で時間がかかっている」と話した。
ソース:news.com.au -48th Australian parliament to include record-breaking number of women following 2025 election